エミッター用リソース置き場って必要?
「電波ゆんゆん」です。そこんトコご承知おきを。
先日、漆黒さんのこのエントリのコメント欄でのやり取りの中から、
エミッター用リソースの「貯蔵場」があれば良いかもしれませんね?
という彼の言葉が出てきたんです。しかも、貴殿のHPで取り上げてはとのご指名まで。
いや、こういうのって早い者勝ちです。私でも、漆黒さんでも、或いは全く他の方でも。
そもそも、エミッター用リソースとは何ぞや。
エミッター部品(元は、パーティクルを生成する部品。詳しくはこちらを参照)が発売された直後、牛・銅像・樹木、果てはストラクチャーもどきまでがネットVRM界隈に現れる形となった。
しかし発売から2ヶ月ほど経とうとしている現在、目に見える形としてはちょっと冷め気味と見受けられる。
ちょっと脱線するが、国語辞典の話をしてみよう。
言葉というのは人間が使うものだから、常に新しい言葉や、新しい使い方というものが生まれる。ただし、それがただの流行語に終わらずに、世間に広く定着すると「新しい言葉」はだんだんと「正しい言葉」になってくる。これ自体については賛否両論あるが、こうして発生から数年間経ってもなお使われ、定着した言葉は辞書に載る。例えば、クールビズとか。
閑話休題。
では、「エミッターで樹木や人形を表現する」という行為は、「ただの流行」または「長く続く流行」のどちらになるんでしょうか、というのが今回のテーマです。
もし仮に、私がエミッター用リソース置き場なるものを作ったとしましょう。しかし、エミッター樹木が「ただの流行」であったとしよう。
果たしてそのコンテンツは、ネットVRM界隈に有用なものでしょうか。知らない誰かの役に立つことが出来て、私がその置き場を作った手間は報われるだろうか。
基本的に、私はそれなりに暇なので私を報いてくれる必要はないですが、時間をいらないコンテンツを作って費やすよりもっと有用なコンテンツに回した方がいいに決まっているよね?
いや、あからさまに無駄な時間もあったような気がしますが…。
しかし、これを以て私がそれを全面否定しているわけではない。
仮にエミッター樹木が、比較的長くに渡って有用なコンテンツとして認められるものである場合、リソースが集積されていることによるメリットは計り知れない。また、リソースを集めてコンテンツとして成功している実例もある。
- リソースを作る手間が省ける
- 新たなネットVRMユーザーの参加の窓口になり得る
- 作品により一層の季節感を出すことができるようになる
- コンテンツに付随する、リソース作成方法・設定方法の解説
昨日のアップデートで、パーティクルを地面に沿って発生させることが出来るようになったことも踏まえると、これは株価が高いと考えることもできるだろう。
ただし、VRMの世界でそのコンテンツなり作品に絶対的な「評価」或いは「価値」などを与えることは出来ないね。
というわけで、このエントリでは「エミッター用リソース置き場」についてちょっと考えてみました。「オマエ、やるの?」という質問に対しては「今後の動向を見て、気が向いたらやる」としておきます。
やりたい人は例によって早い者勝ちだから、やっちゃえば?
ただし、ひとつ釘を刺しておきます。中途半端はいけないよ。
foxさんだって、あそこまで極めたから、今「成功」として語られている(なんか過去の話みたいorz 戻ってくるよね、そのうち?)わけで、中途で倒れちゃうようだとこうなるよ。切腹。
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