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ニコニコプラレール

昨年末から、こんなのがちょっとしたブームになっています。ニコニコ動画内のサービスで、仮想空間でプラレール遊びをするアプリです。(ActiveXで動くみたいなのでIEでないと遊べません)

或る人曰く、実装がいい加減だとか、また或る人曰く、操作性に難アリだとか言われてますが、そんなの我々にとってはどうってことないですね!

VRMだとかA列車と比べるとグラフィックは大きく劣りますし、レイアウトも狭いし、同時にそれほど多くの電車が走るわけでもないようですが、これがまた興味深いです。色々と。

他の鉄道ゲームと違い、このアプリはとてもソーシャルゲームっぽいです。例えば、レールは部品パレットから無尽蔵に出てくるわけではなく、「コイン」を使って1本1本購入します。そのコインはプラレールを走らせていると運賃収入として(?)駅に溜まっていきますが、20分ちょっと走らせていると電池切れでプラレールは止まってしまいます。電池切れになったら、一度そのプラレールを引き上げて5分程度充電しないといけません。(タイマーはいい加減っぽいですが)

ついでに言うと、電池切れのまま放置していると「人口」が減って運賃収入が減るっぽいw

このアプリには「コイン」の他に「ダイヤ」という通貨があり、これはユーザーが日本円(ドルでもいいかもしれないけど)を支払わないと手に入りません。例外的に、「友達」を増やしたりするとチマチマ貰えたりしますが大した量ではない上にタダで貰える量には上限があるようです。新しいプラレールを購入したりレアアイテムが出るスクラッチに挑戦するにはダイヤが必要です。それから、先ほどの「充電」を一瞬で終わらせたりコインを大量に手に入れるためにコインを使うことも出来ます。

鉄道系のソーシャルゲームって、いろんな所がやろうとしてはポシャっていたような(A列車だとか、VRMもそんなようなもんじゃん)気がするのですが、このアプリは結構成り立ってますよね。

なんべんもログインすれば、無料でもそれなりに遊べる。ところがそういう時間のない人は、課金すればそのストレスを解消できるし、さらに充実して遊べる。これがソーシャルゲーム(オンラインゲーム)の基本形です。

私としてはちょっと意外ですが、オジサン方にも結構ウケるらしいので、もう少しゲームペースを落としてもいいんじゃないかとは思います。バッテリー寿命は1時間、充電に2時間とか。バッテリー寿命<充電時間にしておけば編成を買いたして2編成以上の交代制にしておけばずっと走れるでしょ。それから大容量バッテリーを課金アイテムとして売るのも良さそうです。

まさに「時は金なり」ですねーw

このゲームがソーシャルゲームとしてウマい形になっているのは、「バッテリー」がキーポイントのようですが、ところで、VRMオンラインのソーシャル要素ってありましたっけ。それっぽいのは無いですね。

コンセントから電源を取る「鉄道模型」ですし、どこに駅があるかなんてシステム的には分かりませんから、「時は金なり」だけでソーシャル的な儲け方をしようとしてもダメですね。

レールやアイテムの販売を1本1本にすると、「広大な仮想空間」をウリにしているVRMには不釣り合いです。(プラレールはレイアウト面積が小さくデフォルメも大胆なのでそれが成り立つんでしょう。)1つのレイアウトに配置できる車両を限定する方法は、ひょっとするとアリかもしれません。例えば、クハE231は1レイアウトに1両しか置けません、それ以上置きたい時は1両ずつ\xxx円(2両目以降は100円200円がいいとこじゃない?1両目の値段と分けてもいい)で購入してね、というスタイル。従来ユーザーの扱いをどうするかがネックですが。

VRMに最も向いていそうなのは、「ログインボーナス」です。要は、遊べばよろしい。例えば、ある日1回でもログインすれば1コイン貰えて、30コインとかで「テツダマシィ」に1回挑戦できますよ、とwで、上手に出来たら、カードではなくてVRM車両か何かがもらえるんです。

I.MAGICやアシアルはそれほどコストを投じることはできないと思われる(トレイン・トレインにテツダマシィなりガチャガチャなりを実装するだけで結構かかりますがw)ので、ログインボーナスでもらえるのはV3車両なんです。プレミアムトレインが特に適役でしょう。

例えば、手に入りやすさの順で、キハ40首都圏色(両運転台1両)キハ110(両運転台1両)キハ47/78(片運転台2両セット)箱根登山モハ1江ノ電2000キハ40津山色221系DE15C62、そしてC5711(かもめ専用機)。ホラ、ワクワクしてきたでしょ。I.MAGICの車両開発コストは、ライセンス取得料を除いてほぼゼロです(いや、ライセンス料が高いんですがw)。

テツダマシィやライセンスの効いてる車両は無理にしろ、ガチャガチャかスクラッチみたいな形式で、ハズレ有りの、色違いストラクチャ(黄色イルミネーション樹木とかw)有りの、V3ストラクチャ有りでもGポイント1ptでも何でもいいんです。コイツらはライセンス料かかりませんから。

ちょっと話が戻りますが、トレイン・トレインにチャットルームか何かを設けた上で、お互いにログイン中のユーザーに先ほどの「コイン」を送れる仕組みも良いでしょう。人間関係を使ってユーザーをつなぎとめておくんです。

ビギナーにとっては「継続すること」が難しいゲームなので、何らかのエサを吊るしてユーザーを増やす(減らさない)努力と、オンラインゲームとしての体裁くらいはあってもいいと思います。

<関連リンク>
オジンでも説明なしで楽しめるVRM Online?
オンラインゲームを「オカンでも説明無しで楽しめる」ように作るためにすべきこと - Gigazine

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コメント

こんばんは、沖ノ鳥島です。

実際VRMオンラインと銘打ってありますが、中身はオフラインゲームとなんら変わりませんよね。(=ω=;

ただ、あくまでボクの想像ですがVRMオンラインはVRMのソーシャルゲーム化というよりは、ユーザーコミュニティの管理をアシアル側に委ねてアイマジさん側は開発のみに注力できるようにするねらいがあったのではと思うわけです。
・・・その後の両社の連携が上手くいかず現状グダグダになっちゃっているのが寂しい限りですが。

アイマジさんからするとVRMは食っていけるくらいそこそこ売れていれば十分で、大きく広げるつもりはないのかも知れません。
また、ソーシャルゲームの場合いわゆるネトゲ廃人ならぬVRM廃人が出てしまう可能性もあるわけで、その辺のアイマジさんのゲーム開発に対する価値観や倫理観もあるかと思います。

法人であっても儲けとか抜きで自社の価値観を優先する場合があり、そしてそれ故にユーザーに愛されているメーカーさんっていうのも存在します。一概にどっちが正解という話ではないのですけれど。


運営が心もとないのは痛いほどわかりますが(ぉぃw)VRMの商売はアシアルとアイマジさんに任せて、ユーザーは自分がやりたいことをVRM(もしくはもっと適切な何か)という道具を使ってやっていくのが良策だと思うのです。

投稿: 沖ノ鳥島 | 2012年1月 7日 (土) 22時49分

こんにちは。

>VRMオンラインは…ねらいがあった
確かに、VRMをクラウドっぽくすることでシステムのバージョンを揃える、部品修正・(Master ROMに入れ忘れた分の)追加などが楽になる、パッケージにかかる物理的な費用の削減など様々なメリットがあります。(3つめは、アシアルが入ったことでアイマジック・ユーザー共にチャラになってる気がしますがw)

しかし、クラウドっぽいシステムの実装だけなら、アイマジック単独でも出来たはずです。

また、VRM関係のソーシャル体として「ネットVRM界隈」というものが(わかりやすいエサ無しに)成立していました。しかも、これにアイマジックは管理も何も直接関係してはいません。

そこに、わざわざアシアルと提携してトレイン・トレインというWEBサービスを展開したのですから、ネット接続が必要なオフラインゲームに終わらせるまいとかいう何らかの意図が明確にある(または、あった)に違いありません。
結局グダグダなのには変わりありませんが。(でも、トレイン・トレインの現状を鑑みるにアシアルにアイマジックほどの余裕はない)

まぁ、潰れないだけマシだとはよく思っています。
というか、このエントリの真意は、「こういうことをしないメーカーは潰れちゃえ!」ではなくて、「こういうVRMも欲しいなぁ」というか、もっというと「C57かもめの入手方法くれ」ですw

投稿: AKAGI | 2012年1月 8日 (日) 15時41分

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