車両テクスチャーは、作ってナンボなのか、使ってナンボなのか
foxさんが活動再開されて、E3系、0系、581・583系…と続々と車両テクスチャーがリリースされていますが、それに対抗するようにはやぶささんのブログでもSLのテクスチャーが大量放出されています。
自分もひとつ…
185系200番代(田町車)より、おはようとちぎです。
VRMでリリースされているのは田町車(湘南色)でも0番代だけなので、ヘッドマークの下のところ(なんだかよく知りませんw)のカバーが付いていません。まぁ、見なかったことに…というか、カバーを見たということにしておいてください(笑)。
ヘッドマークのテクスチャは0番代専用です。
田町車特有の、愛称と行き先のあいだの微妙な"間"も再現w
オマケでホームタウンとちぎの方向幕も。
それぞれ、256*256pxのテクスチャーセット用のサイズになっています。標準の128px四方のテクスチャーセットで使用するときには半分に縮小してお使いください。
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ところで、表題に掲げたお題。「車両テクスチャーは、作ってナンボなのか、使ってナンボなのか」という話。
「車両テクスチャーを作る」ことは、当たり前だがPhotoshopなりIllustlatorなりWindows Paintなりを用いてテクスチャー画像そのものを作ることだ。VRMビュワーで掲示テストをしたり、Webサイトに掲載してもいい。
「車両テクスチャーを使う」ことは、あくまでレイアウト作品の一部として、車両テクスチャーを(自作・他作にかかわらず)車両に設定しておくことである。たとえば、はやぶささんの"Loop on the Loop"みたいに、「SLが走りまわる情景」を主題に設定したレイアウトでSL1機1機に異なるテクスチャーを割り当てたり、実在路線をテーマにしたレイアウトでそれぞれの車両にちゃんと行き先を表示させたり、なんてことが例として挙げられる。
私としては、どちらでもいいように思っている。
もし、この記事をお読みの方で、「車両テクスチャーはVRMの車両に貼り付けるために作るんだから、レイアウト作品にまで持って行かないでどうする」という考えをお持ちなら、それはVRMで遊んでいくにあたって重荷となりかねない考えであると思う。
「作る、集める、走らせる」はI.MAGICのVRMの売り文句であるが、「車両テクスチャーを作る」ことは、このうちの「集める」に相当しうる。「作る」でも構わないが、安くない値段で買ってきた車両に自分のお気に入りの列車のヘッドマークを当ててコレクションするという観点では「集める」ことだと言える。
外部ツールでテクスチャを作って、最後に車両に表示させて悦に浸るだけでも、「VRMの遊び」として成立し得るのである。
このことは、同時に「レイアウトを作ること」"だけ"がVRMの遊びではないということを意味している。また、「レイアウト製作がVRM遊びの中でより尊い」ということは決して無い。しかし、別の側面で優劣を付けることも、不可能ではない。
そもそもVRM"遊び"の尊卑を言うこと自体、それほど意味のないことだが、それでも「いいものを作りたい、注目されたい」と思ってしまうのが人の性なのかもしれない。強いて優劣を付けるとすれば、自分の畑の中で、いかに質の高い(量を多く、でもいい)ものを作れるか、とすることができるだろう。
そしてもう一つ言えることには、「作る」「集める」「走らせる」の全てにおいてVRMを使い倒そうなんて思う考えは、まさにビョー的である。それだけのエネルギー(とオカネとヒマ)があるのなら使い倒すに越したことはないであろうが、もしそれで疲れてしまったり、「これだからVRMは難しくてダメだ!」とか言うんだったら、言わばあなたにとって「毒饅頭」的な考えだから控えておいたほうが良かろう。
I.MAGICも、「作る」と「集める」と「走らせる」ということが出来ますよ、とは言っているが「作って集めて走らせろ(全部やれ)」とまでは言っていない。アイマジック的にも、全部やってくれるに越したことはないだろうが。
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