VRM Cloudコンテスト レビュー(その1)
お久しぶりです。どうも今更感が漂っていますが、先日行われた第1回鉄道模型シミュレータークラウド レイアウトコンテストの応募作品のレビューをさらりっとしたいと思います。
■コンテストについて■
今回のコンテストは、期間中VRM CLOUDに投稿されたレイアウトの全てが対象に行われました。レイアウトにつく「レベル」を元に評価が行われ受賞作品が決定しました。
ダウンロード数など(中の人いわく、そんなに単純じゃないらしい)を元に、およその人気度が測れるようにレベルを算出しているんだそうです。人気が出ればもちろん上がりますが、レベルが下がることもあります。
エントリー作品は、以下のようでした。(順不同)
作品名の後ろに、作者名と、参考までに5月26日時点でのレベルを記載しています。
- 山手線(aozoradensha氏)Lv.1095
- 雪やこんこん(702氏)Lv.1767
- Let's Enjoy Urban City!(setouti氏)Lv. 1319
- 住宅街をゆく鉄道(aozoradensha氏)Lv.541
- New Layout(783and885氏)Lv. 477
- 国鉄車両(aozoradensha氏)Lv. 456
- 春がきた(702氏)Lv. 853
- 1時間で作ったレイアウト(aozoradensha氏)Lv. 641
- 千葉の名車(aozoradensha氏)Lv. 570
- 小春の町(aozoradensha氏)Lv.467
- 北陸の名車の数々(aozoradensha氏)Lv.653
レベルについての注意事項ですが、先程も申し上げたとおり、下がることもあるパラメータです。VRM CLOUDのレイアウトは、作品一覧で上にある方=更新日時が新しいものの方が遊ばれやすく、人気が出やすい傾向があります。下の方に埋もれていったレイアウトはレベルが伸び悩んだり、下がったりすることもあります。コンテスト終了時から本日までにレベルが大きく変動していることもありますので、5月末時点でのレベルは参考程度に見てください。(逆に言えば、コンテストで高得点を狙いたければこの辺のことをうまく考えるのもアリなわけですが。)
■全体の所感■
審査員ではありませんし、このコンテストには裏方としても一切関わっていませんが、講釈垂れさせて頂きます。
ざっくりと見た全体の印象としては、「みんな手探りだなあ」という感じでした。と同時に、モバイル端末では遊びにくいなあと思う作品もいくつかありました。
詳しく述べると長くなるので簡潔に述べますが、モバイル端末のユーザーは、待たされたり、複雑な操作を要求されたり、想定外のことが起きたりすることを決して好みません。重いアプリも嫌われます。このことは、昨今のモバイルアプリ/ゲームがどんどん単純になっていっていることからなんとなく納得して頂けるのではないでしょうか。
おそらくVRM CLOUDにおいてもこれらは同様のものと考えられます。作る側としては、豪華なギミックを組み込んだり、一捻りしたものを見せたくなってしまうものですが、それが「想定外」のことに当てはまったり、「待たされて退屈だ」と思われてしまうと、むしろマイナスになることも考えられるのです。
このような「モバイル視点独特の遊びにくいポイント」であるとか、「それを上手く回避しているポイント」は、このレビューでは積極的に取り上げたいと思います。
今回はまだ1回めの開催ですし、アプリのauスマートパス以外での配信もまだ始まっていませんから、みんな手探りなのも当たり前です。私もそうですし、おそらくI.MAGICも(ひょっとしたらauも)手探りなのではないでしょうか。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★
ここまでで結構長くなってしまいましたので、第1回めはここまでにします。次回から、作者毎にレビューをしていこうと思います。(人数少ないし。)
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 顕在化してくれないミドル層VRMユーザー #VRMアンケート2019(2019.12.04)
- 最近のVRMの新製品の動向もまあまあ妥当かも,という件 #VRMアンケート2019(2019.11.17)
- オフ会後1週間。 #VRMOFF2019(2019.11.16)
- #VRMOFF2019 まであと1ヶ月。(2019.10.10)
- 自作車両PJ第2弾 スタート(2019.09.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント