お盆なのでVRMの古典に学ぼう
VRMは,バージョン1から徐々に操作性や機能性を向上してきていますが,基本的な「CADライクな画面のレイアウター」はそれほど変わっていませんので,昔の文献(ブログやホームページ)にあるテクニックでもいまのレイアウト作成にそのまま活かすことができます(できることが多いです)。
で,(ほかに引用すべき古参の重鎮がいらっしゃることを承知の上で)今日はお盆ですから(笑),その名もghost氏の文献から2稿を,コメント付きで引用したく思います。
■バリアブルレールの利用(基本編)
VRMovies by GW's workshop
カーブレールが嵌りにくいコーナーをバリアブルレールを使用して無理やり繋げるという内容です。VRM3準拠のテキストではありますが,バリアブルレールはバージョン5になっても未だに健在ですし,使用するカーブレールを拙作緩和曲線で代替すれば駅構内など様々な箇所で活躍し,2018年現在でも微塵も朽ちないテクニックです。必ず役に立ちますからご存じなかった方もこの機会にマスターしてください。
最近作の私のレイアウトでも活用されています。白くなっているレールがバリアブルレールです。(ちょっと嘘つきました。本当はフレキシブルレールです。ただまっすぐ伸ばしてあります。)
側注によると初心者会議室の過去ログ(No.306)にKZ氏によるテクニックが寄稿されていたそうですが,さらに遡って,バージョン2のムック本にも同様のテクニックが掲載されていたような記憶があります。バージョン2からというと,20年モノのテクニックになります。
誤差を少なくするための小手先のコツとしては,どちらかのバリアブルレールが真横になるように接続先のレールごと全体を回転して,カーブレールの位置を調整するのがオススメです。
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■部品数の多いレイアウトの仕上げに一工夫
VRMovies by GW's workshop
レイアウトの作り込みを進めていくうちにGUIの操作が重くなっていきますが,それを回避するために,作り込みしているレイアウトのその一部を別レイアウトに隔離してトライ&エラーを進めるテクニックです。
こちらもVRM3準拠のテキストです。VRM4になってレイアウターのパフォーマンスがかなり向上したような記憶がありますが,昨今では駅関連の小物が相当充実してきており,そのぶんやはり作り込んでいくに従ってストレスが出てくることもあります。そういうときはこのテクニックが役に立ちます。
レイアウト製作を進めるにしたがって,パーツの座標に半端な小数点数が出てくることもありますが,上手に別レイアウトに取り出してやることによってパーツの座標をキリの良い数にし,小物の配置を精密に進めるのもかなり有効です。
駅に小物を置くと使用感が出ます。駅舎/駅施設-近郊地上駅舎の赤い自販機も脇役に最適。 #vrmjp #毎日VRM (なぜか,東管内の駅は自動販売機が供給過多なほど置いてあることがある) pic.twitter.com/sQVryCsbol
— AKAGI (@AKAGIvrm) 2018年8月6日
1枚めの画像ではDB Stationの駅構内照明に,単品パーツの非常ボタンを2つ取り付けて,洋物を和風に仕上げました。こういう小さいものは0.1mm単位のの調整が必要ですから座標に半端がないところで作業するのが肝要です。
なんだかんだで我田引水のような紹介の仕方になってしまいよろしくありませんが,10年以上前の文献で紹介されたテクニックでも,現在もバリバリ役に立つものやそこにある根底の考え方(アイデア)というのはたくさんあります。と同時に,現行仕様のレイアウターをうまく使う方法というのは,古いホームページやブログによってだいたい発見されていることが多く,いま改めてブログに執筆するネタは少ないということも,事情としてはあるのです。
10年15年とそれほど変わっていないVRMレイアウター,使いにくい部分は多々あるのではないかと思います。このごろは #毎日VRM の効果もあってかレイアウト作成技術は承継されている状況であるようですから,レイアウターの使い方(レイアウトの作り方)に関する疑問があれば,会議室にでも投げかけてくだされば,質問者のブログ・Twitterの有無を問わず,エキスパートからの回答が何かしら得られるのではないかと期待しています。もちろん,このブログのコメント欄でも構いませんから,気軽に聞いていただけたらと思います。そしてエキスパートの皆さんにおかれては快く回答していただけたらと思います。
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